加工・西部のホンネ

加工・西部のホンネ

僕の型から部品が大量生産される。責任重大だけど、その緊張感が楽しい。

天池モールドを選んだ理由は、地元の自動車部品メーカーで、設計から製品までの一貫生産なので、いろんな仕事を経験できると思ったから。それに、会社見学で見た社内の雰囲気が楽しそうだったし。

入社してフライス加工を担当し、工具の使い方や基本的な加工の手順を覚えました。その後、MC(マシニングセンター)を担当。MC担当といっても、ただ部品をセットしてボタンを押すだけじゃない。ワークをセットする位置や工具の選び方一つで、製品の出来ばえがまったく変わる。しかもマシンごとに難しいクセがあるから、それを見越して微調整しなきゃならない。さじ加減は何度も失敗しながら、経験で覚えていくしかないと思う。

でも、自分で考えて思い通りの精度が出せて、次工程から「さすがやねえ」なんて言ってもらえると嬉しい。そしてもう一つ難しいのは、一つのMCで「試作用」と「量産用」の両方の型をつくるということ。試作はお客様の開発スケジュールに合わせなきゃいけないから、とにかくスピード勝負。量産は、スピードに加えてミクロン単位の精度が必要。僕が加工した金型で自動車部品が大量生産されるんだから、責任は重大です。でも、その緊張感が楽しい。目標はMCのプログラミングを任されること。今は先輩に教えてもらいながら、少しずつ勉強中です。

西部 健太郎 2006年入社